目次
午前
Rゼミ
個人ゼミ
午後
Rゼミ
卒論手伝い(野外調査)
資料作成
バタバタした日々を過ごしている。
そんな中、投稿中の論文が進展したので、ややモチベーションがあがった。
藤井聡太 vs 伊藤匠、の王座戦。終局後のインタービューは見ていて、とても感動した。
藤井8冠を唯一人切り崩し続ける同世代の天才。天才が同じ年に生まれたという奇跡。10年、20年は、この二人のライバル物語を楽しめそう。
授業ネタを探していたら偶然、交替性転向反応の文献を見つけた。
臓卵メスやオスを接触ないメスは、より転向反応(右→左→右→左)が強くなることが示されている。
転向反応は直進性を高めると解釈できる。
臓卵メスは動きが鈍いので、効率良く逃げる仕組みが必要なのだろう。
交尾経験がない個体は交尾相手を探すために、やはり効率的に動く必要があるのかも知れない。
材料はワラジムシを使っている。交替性転向反応の研究は多いけど、まだ、こんなネタが残っていたのね。勉強になりました。
Okada K., Kumano N. (2022) Reproduction‑related interactions and loads induce continuous turn alternation leading to linearity in a terrestrial isopod. The Science of Nature, 109: 23.