新・土と生き物

2026年の目標

2026-01-07 12:47:36
2026-01-07 18:38:41
目次

鳥取県東部の方(少なくとも鳥取大学周辺)は地震の影響はなさそうです。

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年明け最初のゼミ発表のため新ネタを準備したけど結構大変だった。

勉強不足で論文を読むたびに考えが変わってしまい、ひたすら解析をやり直しながら年末年始を過ごした。

どうにか終了したので、2025年の振り返り

1)砂浜生態系における昆虫相の論文化

⇒帯状分布に関する論文。3月までには投稿したい。

「投稿したい」は2025年中には達成!ただ、未だに投稿中。査読が長引いた上に修正稿の再投稿にも時間がかかった。

2)スナガニ卒論の論文化

⇒完成度の高い卒論ですぐに投稿できるはずだったのだが、研究計画に問題があり、一部調査のやり直しが必要になった。国立公園の申請が必要で現在申請中。和文だけど、できれば3月までに投稿してしまいたい。

達成!受理されて、近々、公開される。

3)Mig-seq解析の論文

⇒Mig-seqがメインの論文ではないが、共同研究の中でMig-seqを実施した。少しずつ勉強しながら解析を行い、どうにか形になった。私はデータ解析担当で、データを送ったら論文になりそう?

未達成!そもそも研究目的を勘違いしていた。Mig-seqの結果もどうにか使うことになると思うけど、実験計画の再検討が必要。うまくいけば3月末までにデータは出せそうだけど、それができないなら無理かも、、、。

4)ある種の雄の再記載

⇒分類関係は残っているものが多い。一番楽そうなコレから決着をつけたい。

未達成!2025年、分類関係はほとんど進んでいない。この種は付属肢のお絵かきは終わっているので3月末を目指して頑張る!

5)AlloniscusとLigia論文

⇒別々で進めていたけど、結構な数のサンプルのDNA実験を実施していくなかで、合わせた論文も面白いかなと思いつつある。結構大きな論文になる?頑張って完成させたい。

未達成!昨年のメインテーマの一つだったけど、全く手付かずのまま終わった。

6)日本未記録属の報告

⇒どうにかすすめたい、、、という思い。

未達成!昨年の書き振りからも無理だと感じているのが良く分かる。全く手付かず。

7)Ligidiumの記載

⇒1種ずつでも決着をつけていきたい、、、という思い。

未達成!5、6よりは考える時間は多く、タイプ標本候補の解剖まではしたけど、そこで止まっている。

8)西日本のコシビロダンゴムシ科の再記載

⇒どうにかすすめたい、、、という思い。

未達成!「思い」は「思い」のままで終わることがよく分かる。ただ、コシビロダンゴムシ科は学生が取り組み始めたので進展しそう。

9)日本産ワラジムシ亜目データベースの更新

⇒完成は無理かな。少しずつ進めたい。

ある意味計画通りで、匍匐前進的に進んでいるが、完成にはほど遠い。

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2024年にすでに投稿していため2025年の目標には書いていなかったけど、甲虫-ダニ論文(ダニ視点)が無事に公開された。ホッとした気持ちと後悔と複雑な感情。早めに甲虫視点も投稿したい。

投稿論文関連では、中国から留学に来ていた陶岩先生と一緒に書いたBurmoniscus dasystylusの分類に関する論文が2025年に公開になった。

また、他の研究室の先生、卒業生と一緒に論文を書けたのも2025年の良い出来事の一つ。

2025年は野外調査、解剖をあまりやらずにデスクワークが多く、結構論文を書いた気がしていたけど例年とあまり変わらない、、、?

受理:英文×3、和文×1

投稿中:英文×1

報文(ほぼ査読なし):和文×1

前半は階層ベイズモデルの勉強に費やしたから、そんな印象があるのかも。

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ということで、2026年の目標

1)甲虫-ダニ論文(甲虫視点)の投稿

⇒元々、すでに受理されている論文と合わせて一本の論文だった。リジェクトされた際に、私の心が折れて2つに分けて投稿する方針に切り替えた。新しい解析を加えて3月末までに投稿する!

2)ワラジムシ亜目の分類論文(卒論+修論)の投稿

⇒大学院生の研究。学生が日本語版を書き進めて、私がストッパーになっている。3月末までには投稿する!

3)ダニの生態論文(卒論+修論)の投稿

⇒2と似たような状況だけど、生態なので検討すべきことは多そう。今年中の投稿を目指すことになるかな。

4)ある種の雄の再記載の投稿

⇒お絵かきは終わった。3月末までにイケる!

5)砂丘の哺乳類(卒論)の投稿

⇒昨年度の卒論。死蔵化しそうな学生データの論文化は永遠の課題。どれを優先的に片付けるか難しいけど、2026年は砂丘関連のデータを積極的に公開していきたいので、まずはこれを決着つける。

6)砂丘の訪花昆虫(卒論×2、修論×1)の投稿

⇒3名の学生が砂丘を踏査して調べたデータ。地方紙になると思うけど、上記の方針からどうにか投稿しておきたい。

7)ネズミの胃内容物(卒論)の投稿

⇒次世代シーケンサーを使った論文の書き方の勉強を練習したいので、これも早めに手を出したい。12月に学会発表したネタ

8)AlloniscusとLigiaの比較系統地理の投稿

⇒昨年の目標に挙げていて全く手付かずに終わったヤツ。心意気だけはある。

9)Ligidiumの記載論文の投稿

⇒思い入れのある種だけでも頑張って書く!

他に、アリジゴク、イソコモリグモ、マダニなどもデータとしては投稿できそう。また、今年度の卒論ネタもすぐに投稿できそうな感じがある。どこまで進められるかな。

卒論、修論の発表・完成が近づきつつあるけど、新4年生向けに新ネタも考えている。良いネタが見つかると良いけど。

2025年は採集旅行に行かず、結構、頑張ってデスクワークをした実感がある。

採集旅行は楽しいので行きたいけど、その後の解剖、そして、論文書きが全く進んでおらず、エフォートの割合を変えざるをえないと考えた。

あと、分類に取り組む学生が出てきたことも関係しているかな。卒業後、研究をストップしていたOBから「分類研究を再始動させる!」と宣言があったので、色々と大変だと思うけど連携をとりながら進めていきたい。

昨年は発症しなかったけど1月のギックリ腰に気をつけて良いスタートを切りたい。

この記事を書いた人

SK

ダンゴムシ・ワラジムシを研究しています! https://diversity.jpn.org/kara/index.html